原口伸が「殺伐とした、強さだけが存在している世界」への切符をかけてロン・チューと対戦「持っているものを全て出し切る」【RTU】
(©U-NEXT)
昨年5月から出場しているRTUのトーナメント全体を通して、ご自身のなかで変化や成長を感じていることはありますか?
原口「準決勝のイレギュラーや今回、決勝が延びたことなどがあって、準決勝で勝てたことは自分のなかでは普通の試合で勝ったときよりも得られるものがあると思いましたし、そういうところで成長につながったなと思います」
先ほど経験がまだ浅いとおっしゃっていました。MMAを始めてからのご自身のキャリアプランのようなイメージと、現在の状況を照らしていかがですか? たとえば「自分が思っていたより早くここに着いた」あるいは逆に「やっとここまでたどり着いた」であるとか。
原口「周りからは“早い”と言われますけど、自分としては勢いがあるうちに行きたかったので、順当だと思います」
そうやって「行きたい!」と強く思わせるUFCの魅力とは?
原口「やっぱりあの“殺伐とした、強さだけが存在している世界”。そこがいいですね」
そんなUFCで試合をすることはご自身にとってどのような意味がありますか?
原口「総合格闘技をやっている身としては絶対にごまかせない世界最高峰の舞台で試合をすることに総合格闘家としての一番の意味があると思います」
試合をご覧になる方にメッセージをお願いします。
原口「日本で応援してくださるみなさん、今回RTU決勝、しっかり契約を勝ち取って、その後、UFCで活躍できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」