鳩山由紀夫元首相が映画「沖縄狂想曲」をPR「どのくらいの方に見ていただけるかに、日本の自立がかかっている」

太田監督と鳩山氏がクロストーク

 基地問題については太田監督が「基地は税金が安いから沖縄県民のプラスにならない。それより商業施設を作って人が来てもらうことで沖縄が豊かになる。基地があるからというのはウソということは行くと分かる。違うほうに誘導されている。沖縄に行って、鳩山さんの話を聞いて分かった」などと補足すると鳩山氏は「米軍基地だけでなく自衛隊も島をミサイル基地にしている。これも全く意味のないこと。実際に戦争になったときに真っ先にやられてしまう。ミサイルがここにあるということを見せびらかすことが目的なのかもしれないが、敵が狙おうと思ったら、使えないうちに真っ先にやられてしまう。そんなものがなぜ沖縄に必要なのか。米軍基地だけでなく自衛隊の基地を増強させていくこと自体も危ない行為だと思っている」と続けた。

 鳩山氏は最後に「この映画が果たしてどのくらいの方に見ていただけるかに、日本の自立がかかっていると思っている。ぜひご覧になった皆さんが“この映画はいいよ”と“鳩山は大したことないけど映画自体はいいよ。ぜひ太田監督の沖縄狂騒曲をみんなで見にいこうよ”と広めていただくことがこの国を変える原動力になると思っている。皆さんの力を貸していただければと思っている」と映画をPRした。

 同作はK’s cinemaほか全国順次公開中。

<<< 1 2 3