日本が後半アディショナルタイムにPK献上。イランに1-2で敗れベスト8で力尽きる【サッカー アジア杯】

後半10分にモヘビのシュートで同点に追いつかれる(写真:ロイター/アフロ)

 日本は22分にMF久保建英とFW前田大然を下げてMF三笘薫と南野拓実を投入。しかし流れはなかなか変えられず、その後も23分にはモヘビのヘディングシュート、27分にはアズムンのヘディングシュートとイランに猛攻を許してしまう。日本も30分、DF伊藤洋輝の左サイドからのクロスにFW上田綺世が頭で合わせるも枠の左に外れる。日本は必死のディフェンスもイランは38分にMFエザトラヒがこぼれ球をダイレクトボレー。強烈な一撃だったが、これはGK鈴木彩艶の正面。パスを回すもののシュートにつなげられない日本に対し、イランはアグレッシブに日本陣営に攻め込んでいく。

 45分には攻め込んだ日本の選手が前線で立て続けに倒されるがファウルとはならず。しかしそこからのカウンターは伊藤がクリア。

 ロスタイムは4分。イランはスローインからこぼれ球を日本のペナルティーエリアに放り込むとモヘビとDF毎熊晟矢が競り合ったボールがゴール前に。ここで板倉と富安が連携ミスで見合ってしまう。そのボールを奪ったカナーニを板倉が倒してしまい、PKを献上。PKでは鈴木は反応したもののMFジャハンバフシュのシュートはその手のわずか先。左上にゴールを決められ、イランに1-2で逆転を許してしまう。