カリミアンがリュウ・ツァー相手に防衛戦。「戦いはもう始まっている」といきなりパネルを破壊【K-1】

王座防衛への自信を見せたカリミアン

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が2月5日、都内で開催され、クルーザー級と女子フライ級の2つのタイトル戦の開催が発表された。

 クルーザー級ではシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)がリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)を相手に初防衛戦に臨む。

 カリミアンは2018年に行われた「初代K-1クルーザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座戴冠。3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れ王座を明け渡すも、ダイレクトリマッチで王座奪還。その後はスーパーファイトでの出場が続き、昨年9月には「K-130周年記念無差別級トーナメント」に出場も準決勝でクラウディオ・イストラテに判定負けを喫している。

 ツァーはその昨年9月に行われたトーナメントの優勝者。今回は適正階級のクルーザー級で王座獲りを狙う。

 会見にはカリミアンのみが出席したのだが、入場時のフォトセッションでいきなりツァーのパネルを破壊。

 ツァーが「シナ選手が強い選手であることは知っていますが、今の私のコンディションはシナ選手を100%KOできるほどとても良い状態」などとコメントを寄せるとカリミアンは「リュウ選手が何を言っても関係ない。私は彼をKOする。それしか考えてない。昨年、トーナメントに参加したが。私もベルトがあると思っていた。自分の夢はK-1の2階級制覇。トーナメントにベルトはなかったが、自分の夢はリュウ選手を破ってベルトを守って2階級制覇をすること。彼の夢は私がリングで打ち砕きたい」と王座防衛とその先に2階級制覇を見据えた。

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