玖村将史が再起戦でWAKOの世界2階級制覇の強豪と対戦。「対抗戦より盛り上げる」【K-1】

対戦が決まった壬生狼一輝(左)と大久保琉唯

バンタム級戦で壬生狼一輝と大久保琉唯が対戦

 バンタム級では前Krushバンタム級王者の壬生狼一輝(力道場静岡)と前Krushフライ級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が対戦する。

 壬生狼は2021年5月から2022年3月にかけ黒田斗真、池田幸司を相手に3連敗を喫するも、以降6戦5勝(2KO)1敗と復活。特にここ2戦は2試合連続KO勝ちと絶好調。大久保はフライ級王座を返上後、今回がバンタム級2戦目となる。

 大久保は「大半の人は壬生狼選手が勝つと思っていると思うが、それを覆して、ここで勝てば必然的にKrushやK-1のタイトルも見えてくるんじゃないかなと思っている。ここをしっかり勝って次につなげたい」「壬生狼選手はバンタム級でトップだと思う。自分の可能性を信じて頑張りたい。自分の中では池田選手と壬生狼選手がまたタイトル戦をやると思っていたので、自分が勝てばここが入れ替わって、僕と池田選手かなと思うので頑張りたい」などと壬生狼を踏み台にタイトル戦線への参戦を狙う。

 壬生狼は「意気込みは今回は特にない。大久保! わしは胸を貸す気はないが、どんと来い! いじるところも別にないし。心直のほうがやりやすかったわ。大久保は次世代じゃから。まだわしとやるのは早いじゃろ。それが印象じゃ」などと、いまいち大久保を持て余し気味。大久保が自分が勝っているところについて「頭の良さ。頭を使って試合をして勝とうと思う」と語ったところなどは絶好の突っ込みどころだったのだがなぜかスルーなど全体的にパフォーマンスの精度が低かったのだが「あのな、会見が決まったのが3日前じゃ。ネタも何も用意できるか。だから今日は心直に連絡して“お前、この前どこでメイクした?”って聞いて、そこでメイクしてもらいました」とのことだった。

<<< 1 2 3