THE RAMPAGE 浦川翔平に2024年も聞いてみた #教えてくれないとイヤー! WORK編〈BUZZらないとイヤー! 第68回〉
「なんか、『アナザースカイ』感ある」と翔平さん。『HiGH&LOW THE 戦国』で歌舞伎町に初めて来たそう。「TikToKで流れてくる歌舞伎町のイメージが強くて足を踏み入れることに躊躇していました。でも来てみたら楽しげな街ですね。歌舞伎町タワーもあるし」……そこもTikToKなのですね
THE RAMPAGEの LIVE TOUR 2023『16』と『16 NEXT ROUND』
Q1)裸祭りという印象のツアーだったのですが、どうして全員脱ぎまくることになったのでしょう。
感情の高ぶり? みんな脱がないでいるのは無理だったのかな……本当のところは分からないです。決まりはないんで。みんなジムに行って鍛えていたし、その成果を見せたかったんじゃないのかな(笑)。自分も岩翔(岩谷翔吾)さんとの「SHOW YOU THE WAY」で脱ぐ予定はなかったんです。
Q2)岩翔さんとの「SHOW YOU THE WAY」はどのように生まれたのですか?
このツアーでは全員の見せ場を作ろうっていうのがあって、しょごしょへ(岩谷さんと翔平さんのこと)の見せ場はどこになるかなって。今までだったら「New Jack Swing」とか分かりやすいやつだったんでしょうけど、ここまでやるかってぐらい早い楽曲で追い込みたくて「SHOW YOU THE WAY」になりました。めっちゃ前の話になるんですけど、BPM140ぐらいで自分が振り付けしたことがあって、速すぎるって130ぐらいに落としたことがあって。俺らならやれるんじゃないか?っていう挑戦でもありました。
Q3)岩翔さんとの「SHOW YOU THE WAY」の見せ方/演出はどのように考えましたか?
偶然の産物みたいなものです。結構特殊なステージだったから、どう使おうかってなった時に対決してみようと。赤軍青軍じゃないですけど、翔吾さん軍 VS 俺軍みたいに背負って送り出されて、対決して、格闘技みたいに「お疲れっした!パコーン」みたいな“しょごしょへ”集大成ムーブみたいなやつをぶち込もうと思いました。「EXILE PRIDE」だったかなあ、NAOTOさんと(小林)直己さんが走ってきて2人で踊りだすみたいな演出があったんですけど、オマージュまではいかないですけど、そんなイメージがありました。
Q4)翔平さんは岩翔さんとペアを組むことが多いですが、他のメンバーもあわせて、組み合わせはどのように決まったのですか?
これについてはもう固定してきてるんですよね。「踊ってみた」みたいな企画ものだったら変化があるかもしれないですけど、見せ切るってなるとそれぞれのダンスジャンルになってくるので決まってきちゃいます。
Q5)「SHOW YOU THE WAY」のパフォーマンスでの印象的なエピソード、裏話を教えてください。
パフォーマンスするタイミングが地獄でした。このツアーは「16BOOSTERZ」をやって序盤からめっちゃ踊って見せて見せて見せる! 盛り上げていかなければならないパートがあって、そのなかだったので、俺らがギア上げて周りで見てるメンバーも鼓舞するぐらいにかましてやろうっていう心意気でやってました。だからか意識が飛んでいて踊ってる記憶があまりなかったりするんです。
そうだなあ……その“見せて見せて”のタイミングで、めっちゃ暑いんですけど衣装を脱がないぞって謎に自分と戦っていて、「SHOW YOU THE WAY」にきたところで堪らなくなって、本当にしんどくて、機動性重視で、脱いで1枚でも軽くして踊るっていう。
自分と全く同じタイミングで岩翔さんも脱いでて、「あのタイミングで脱ぎたくなるよね」「めっちゃ分かるっす。恒例にしちゃいます?」ってなりました。とはいえ、そのあと合流するからまた着るんですけどね(笑)。
「ゴジラでかっ!」
Q6)「24karats STAY GOLD」をMA55IVE THE RAMPAGEと川村壱馬さんとでパフォーマンスすることになった経緯を教えてください。
最初の頃のホールツアーとかで、MA55IVEと壱馬さん……といってもMA55IVEはまだMA55IVEにはなってない頃だけど、一緒にやってたんですよね。それから時間が経って、いつかMA55IVEと壱馬さんで一緒にやりたいねって常々話していて、それがこのタイミングだったってことだと思います。2023年、MA55IVEにはリリ―スパ―ティもあったから、母体であるTHE RAMPAGEのツアーの中でパフォーマンスをしなかったんですけど、個人的にはリリパでの経験を放出したい気持ちはあったので、母体のライブでできたのはうれしかったです。
Q7)「24karats STAY GOLD」で、自分たちで歌うパートは自分たちでリリックを書いたのでしょうか。どのように作っていったのか知りたいです。
自分たちで書いています。もともとの歌詞はドーベルさん(DORBERMAN INFINITY)の歌詞なんですけど、それをリスペクトしつつ自分たちのエッセンスも入れて考えました。例えば〈左胸に当てた固い拳〉っていうのはLIKIYAさんが受け継ぐ拳みたいにして散りばめてたり、自分も〈24燃やすEveryday every night〉って使ってるところをピックして考えてます。
Q8)「24karats STAY GOLD」では、タンクトップを着てジャージのジッパーもずっと閉めてましたが、理由はありますか?
開けてるとヒラヒラして踊るのに邪魔だったからです。「24karats STAY GOLD」は固く、バキバキに踊りたかったから、筋肉とかを見せるよりはそっちに振り切っちゃった。長年踊ってきている24なので中途半端に衣装に振られながら踊りたくなかったんです。
Q9)ツアーでパフォーマンスしていて楽しかった曲・大変だった曲を教えてください。
楽しかったのは「ROLL UP」、キツかったのは「SHOW YOU THE WAY」です。
「ROLL UP」は1曲の中でいろんな見せ方ができたから。“体操コーナー”という違う形でエンタメ性に富んだ曲の使い方をしていて。コロロ(UHA味覚糖の新感覚グミ)のCMもあって自分がメロの振り付けをしているので、自分が踊らずにメンバーが踊るっていうのも初めての経験で面白かったです。「SHOW YOU THE WAY」はさっき話した理由で。
Q10)ツアーを経て、以前よりも好きになった楽曲はありますか?
「Love Will Find A Way」かなあ。New Jack Swingの曲で、自分と岩翔さんプロデュースでRIKUさんのショーアップを作りました。見せるだけじゃなく、メンバーと可愛らしい感じで絡めるような動きにもしていて、ここからみんなで楽しむコーナーが始まるよという、気持ち的に楽になるスイッチの曲になりましたね。
Q11)ライブツアーの中できつかった場面はありましたか?
場面というかキツかった日でいいかな。タイでライブやって帰国して、すぐに大阪3デイズって時。意識が飛ぶかと思いました。飛行機乗って腰がバキバキの状態で、あの時に『HiGH&LOW THE 戦国』のビジュアルの撮影もしてたりするんで……キツかったなあ。
Q12)ライブのアンコールで黒いバンダナを巻いている日と巻いていない日がありましたがその違いはなんですか?
細かいなあ……俺があんま意識してないようなところをついてくる(笑)。エゴサしてると、確かにバンダナ巻いてほしいって書いてる人、多かったな。バンダナをしてたのは多分しんどかった日なんです。バンダナというよりは、あれはハチマキで、キュッとしてやるぞ!と。してない日は多少心に余裕があったんだと思います。