Krush MVPの稲垣柊が「格闘家は強さが正義。いろいろな団体でKrush王者の力を見せる準備はできている」【K-1 AWARDS】

Krush最優秀選手賞(MVP)に輝いた稲垣柊(撮影・三田春樹)

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」が2月7日、都内で開催され、Krushスーパーライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)がKrush最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

 稲垣は昨年行われた「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」を制し王座獲得。11月には決勝で対戦予定だった小嶋瑠久を相手に防衛戦に臨み、勝利を収めている。現在10連勝中で昨年は4戦4勝(3KO)の戦績を残している。

 プレゼンターを務めた宮田充Krushプロデューサーは「誰が見ても去年のKrushの後楽園の顔に成長した選手。65kgはK-1グループで非常に層の厚い階級。大和哲也という強い王者もいる。海外でもヨーロッパでも強い選手が多い階級。稲垣選手は今後、KrushのみならずK-1のリング、そして世界にチャンスは広がっていくかと思う。今年はいずれK-1のリングでも暴れてもらうことになると思う」とさらなる飛躍を期待。

 稲垣は「2024年はこの賞を超えていけるような戦いをリング上で示していきたい。格闘家は強さが正義だと思っている。僕がKrush王者として、RISE、RIZIN、いろいろな団体でKrush王者の力を見せる準備はできているので、宮田さん、カルロスプロデューサー、よろしくお願いします。2024年、稲垣柊、さらなる高みに躍進しますので、稲垣柊の名前を覚えておいてください」と団体の枠を超えた戦いをアピールした。

「K-1 AWARDS 2023」
◆最優秀選手賞(MVP):金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆最高試合賞(ベストバウト):玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)vs 鈴木真彦(フリー)

◆技能賞:リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)

◆敢闘賞:菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆殊勲賞:松倉信太郎(team VASILEUS)

◆ベストKO賞:オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)

◆Krush最優秀選手賞:稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)

◆Krush最高試合賞:森坂陸(エスジム)vs篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)

◆新人賞;村田健悟(ALONZA ABLAZE)

◆ベストガールズ賞:うらら

◆功労賞:愛鷹亮、壽美、島野浩太郎、萩原秀斗

◆アマチュア最優秀選手賞:上野奏貴、林美菜

◆ベストアマチュアジム賞:K-1ジム大宮

◆K-1 ReBIRTH賞:武林風

◆ベストおさわがせ賞:カルロス菊田K-1プロデューサー

◆K-1グループ新人賞:豊田茂イベント統括本部長

◆ベストレフェリー賞:梅木良則