関根シュレックと愛鷹力が元静岡県警対決。同期への思い、MMAvsK-1、管機vs県機とさまざまな対立図式を含む危険なカードが実現【PPPTOKYO】

プロレス転向間もない中でビッグチャンスをつかんだ愛鷹

 愛鷹も「自分は高卒の初任科長期過程の第92期なんですが、当時の同僚たちもK-1の時からずっと会場に応援に来てくれてます。警察は辞めたんですが、一緒に戦っているという気持ちは自分は変わらず持っているので、同期のみんなを代表して関根選手に勝ちたい」と同期の絆を強調した。

 また関根は関東管区機動隊、愛鷹は静岡県警の機動隊だったそうなのだが関根に言わせると「結構バチバチの対立感情はあると思いますね。合同訓練なんかすると本当のケンカになるんです」とのこと。これに愛鷹が「ありますね。県機は管機を機動隊を認めないという謎の空気があるんです」と思わぬ内幕を暴露。この瞬間だけは関根も「言っちゃったね」とピクリ。

 これについては「県機は機動隊を本業にしていて、菅機は兼業、実務もこなしてくれている。そこに県機のプライドがあるのかもしれない」と愛鷹が説明。関根も「江戸時代の武士と、それまでの半農半士みたいな。管区機動隊はふだんパトカーの取り締まりをして、訓練は自分の勤務時間外で体を鍛えているというところがあるのでライバル心はすごいですね」と続けた。