石井館長が「“強い選手とやりたい”と言っているので」と−70kgトーナメントへの海人の出場を熱望【K-1】
海人の出場を熱望した石井館長
石井氏はトーナメントの注目選手について語る中で「日本人選手の話もしたいんだけれども」と切り出すと「前回のオウヤン・フェン選手との試合も和島選手は戦い方を間違わなければ多分勝っていたと思う。なんでパンチでそこまで行ったのか。本人はパンチを練習して自信があったので、ローキックよりもパンチで倒しに行ったが、パンチで倒しに行くとガードが開くので倒される可能性が高くなる。基本的にはガードを固めてローで削って、パンチで倒すのが彼のパターン。その勝ちパターンを間違うことなく、アウトローも使っていけば勝ててたと思った。ただ外人勢が全体的にレベルが上がっている、野杁(正明)選手も和島選手も、日本人選手は割とフットワークを使わない。海人選手もそう。ガードを固めて重い蹴りやパンチを出していく形なんですが、この外国人選手たちはフットワーク使ってくる。そのスピードに彼らがついて来れるか。それが今回の一つの見所であると思う。この日本人3人はもし出てくるならフットワークの練習をしておかないと勝てないんじゃないかと思う」といきなり海人とK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の名を挙げた。そして「海人君は野杁君に勝っているので、僕としては海人君には出てほしい。野杁君にも意地は見せてほしい。海人君は“強い選手とやりたい”と言っているので、SBの試合がヒジありなのでケガをしなかったらぜひこの4枠に呼んでほしい」とカルロス氏に要望。