ぱんちゃん璃奈と平岡琴が対戦。平岡は「守られてきた無敗の王者」とばっさり。石井館長もぱんちゃん初黒星の可能性を示唆【K-1】

ちょいちょい毒を吐いた平岡

 互いの印象についてはぱんちゃんが「私がアマチュアのころから試合を見させていただいている。上手だなと思う。空手の選手なのでスピードが速いと思う。彼女のほうが長けている部分もあると思うし、私のほうが長けている部分もあると思うが、試合までにすべての面で上回れるように頑張ろうと思っている」と語れば、平岡は「本当に強い選手たちとしのぎを削ってきた無冠の私か、守られてきた無敗の王者か、本物はどっちなのか皆さんの目で確かめてもらえれば」と静かながらも強い言葉でさらりと挑発。

 ぱんちゃんが「(平岡は)とにかく手数が多いのとアグレッシブで気持ちも強い。自分が相手より勝っているのはポイントを取るのと当て勘が自分が長けていると思う」と言えば、ここでも平岡は「(ぱんちゃんは)手足が長いので、それをうまく使った前蹴りとかストレートのまっすぐ系の攻撃が上手。相手より勝っているのは手足の長さ以外。スピード、テクニック、根性、回転力、全部勝っているかと思う」と自分のほうが上と自信を見せた。

 これらの平岡の発言にぱんちゃんは「同じ選手と戦っている選手が3~4人くらいいる。そこを見てもらっても自分が負けているとは思っていない。2年くらい前に一度、平岡選手との試合が決まっていたんですが、私が全十字じん帯をケガして流してしまい、再戦させていただきたいという気持ちがあったので今回は即答させていただいた。アマチュアのときはプロ選手は全員すごいと思ってみていたが、半年とか1年ごとにいろいろな選手を抜いていって、今は自分が上だと思っている」と返した。