“演歌第7世代” 新浜レオン「まったく知らない方々に目を向けていただくことは僕の使命」

3月15日、日本橋三井ホールで開催される「我ら演歌第7世代!春一番スペシャルコンサート」

メンバー間の絶妙なバランスも “演歌第7世代” ならでは

 初めてコンサートに足を運ぶ人に見てほしい、聞いてほしいポイントは?

「オリジナル曲はもとより、やっぱり先輩方の名曲であるカバー曲の数々は楽しみにしていただきたいポイントのひとつです。演出家の方の提案を軸にしながら何を歌うか考えていて、それぞれが2人や3人に分かれて歌うコーナーもあるので、みんなで話し合って決めている曲もあります。

 デビューは辰巳ゆうとさんが一番早く、続いて二見さん、僕、彩青さん、青山さんの順番なのですが、年齢は残念ながら僕が一番上なんです(笑)。芸能界の先輩・後輩と年齢が違うのがややこしくて、辰巳さんは僕に気を使ってくれるんだけど “何かそれも違うな” と思ったり、ぐちゃぐちゃした時にまとめてくれるしっかり者は一番年下の彩青さんだったり。そういうメンバー間のバランスは第7世代だからできるのかなと思うと面白いですね。

 僕自身は明るさや元気さが他のメンバーに負けない武器だと思っているのですが、僕が “がんばレオン” とか “おつかレオン” と言うと、他の4人が “また言ってるよ” みたいな顔をするんですよ(苦笑)。 僕が一番年上なのに “がんばレオン” って言うとみんな静かになっちゃうんですよ! 一緒に盛り上げてほしいのに、僕だけただのうるさい人みたいな扱いをされるのが不満なんです」

 そんな新浜が第7世代のメンバーに “ここはかなわない” と思うところを聞くと――

「メンバーそれぞれにリスペクトはしていますが、特に彩青さんはご自身も “三刀流歌手” だとおっしゃっていて、三味線と尺八を駆使して演歌を歌っているのがすごいですね。僕もギターとピアノを勉強しているのですが、彩青さんの演奏は素晴らしくて、さらに三味線を弾きながら歌って間奏で尺八を吹いて2番を歌うみたいな。毎回ステージを見ながら素直に “これはすごいな” と感じています」

(TOKYO HEADLINE・後藤花絵)