海人の再起戦はまたもムエタイの強豪？　SB協会の緒形健一代表が「ペットモラコット選手と遜色のないくらいの選手」【SB】

　日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は試合については「本戦ではややペットモラコットが優位だったかと思う。1人はペットモラコットにつけていた。自分の判断とも合っていたと思う。延長は海人のほうが良かったかなと思う。でも判定はああなったので、できるだけ早く再戦はさせてやりたいと思っている。ペットモラコットも延長になるとスタミナがなかったみたい。でも今後が楽しみ。彼は上がってくるだけで絵になる選手。風格があった」などと語った。そして海人については「組み技をもっと勉強しないといけないなと思った。そういうところを反省して、頑張ってほしい。ゆくゆくはSBの70kgのS-CUPを彼を中心にやっていきたいと思っている。4月13日の後楽園ホール大会にも出場させたい」などと早期の再起を期待した。

　また緒形健一代表は「かなりの高レベルの接戦。見応えがあった。組みの時に2Rくらいからペットモラコットが自分のいい位置で組んでヒジを入れる体勢が多くなってきたので海人も削られたと思う。判定についてはいろいろな意見があるが、正直にお話しすると僕の個人的な見解では本戦でペットモラコットだったかなと思う」と語った。

　海人の再起戦については「試合が終わったばかりで海人がどうかだが、4月13日に大会があるので、そこで。SBは競技を追求する以上、ムエタイは避けて通れない道だと思っているので、同じくらいの強い選手をさらにぶつけて、海人が逆境を乗り越え、自分の器を大きくするチャンスにすることを願っている。相手はムエタイの選手を想定している。知名度のある、ペットモラコット選手と遜色のないくらいの選手」と4月大会でさらなるムエタイの強豪を海人にぶつける予定であることを明かした。