「K-1 WORLD GPシリーズ」が復活。ニューヨーク、サラエボ、シチリア、クリチバ、大阪で予選、12・14代々木で決勝トーナメントを開催【K-1】

(©K-1)

 K-1が2月16日、今年から復活する「K-1 WORLD GRAND PRIX」の全容を発表した。

 K-1は昨年7月、新たに就任したカルロス菊田プロデューサが、K-1を再び世界に向けて再生すべく「K-1 ReBIRTH」というコンセプトを掲げ、世界最強の立ち技格闘技の復興を宣言。K-1誕生30年の節目となる昨年9月には横浜アリーナで「無差別級トーナメント」を開催。今年3月には「K-1 WORLD MAX」が10年の時を経て復活し70kg級の16選手による世界最強トーナメントを開催する。

 それらに続き「K-1 WORLD GRAND PRIXシリーズ」がついに復活することとなった。今回はK-1無差別級トーナメント世界地区予選システムを復活させ、5月から世界各国で予選が開催される。

 まずは5月19日にアメリカ・ニューヨークにて「K-1 WORLD GP2024 in New York北米ラウンド」をマジソンスクエアガーデン(サブアリーナ)で開催。これを皮切りに6月29日にはボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにて「K-1 WORLD GP2024 in Sarajevo東欧ラウンド」、7月27日にはイタリアのシチリア島にて「K-1 WORLD GP2024 in Sicillia西欧ラウンド」、8月3日はブラジルのクリチバにて「K-1 WORLD GP2024 in Curitiba南米ラウンド」、10月5日は大阪で「K-1 WORLD GP2024 in Osakaアジアラウンド」がそれぞれ開催される。

 ニューヨーク、サラエボ、シチリア、クリチバで勝ち抜いた4名に加え、大阪ではワンマッチから新たに3名を選出。残る1枠には昨年9月に30周年記念無差別級トーナメントを制した、中国のリュウ・ツァーが入り、この8選手で12月14日に東京・代々木第一体育館で行われる「K-1 WORLD GP2024 in Tokyo Final Tournament」でワンデイトーナメントが行われる。