石井竜也、倖田來未、きゃりー、TRFらが国際小児がんデー恒例のチャリティーライヴ Da-iCE、FANTASTICSらも盛り上げる

 

 ピアノやトランペット、サックスなどの楽器演奏者とボーカルが融合したガールズユニットのC;ONのジャジーで豪華なパフォーマンスを披露したあと、登場したのはピコ太郎。本イベントの顔といっても過言ではない本人は、いつも通りのド派手な衣装で登場すると、サングラスをあげたり下げたりしながら暗い明るいと歌う「ネオ・サングラス」、「筋肉マッチョガチムチ」をパフォーマンス。「PPAP LEC サプライズバージョン」ではマイメロディやクロミちゃん、ダンス&ボーカルグループのBUDDiiSも加わって、エネルギッシュかつ笑顔があふれるステージを届けた。

 アイドルグループのFRUITS ZIPPERがかわいいステージを繰り広げると、大原櫻子の登場。「明日も」の冒頭をアカペラで歌唱してステージをスタート。コロナ禍に前に進む勇気が出る楽曲を届けたいと制作した「START LINE」を、子どもたちやその家族の方々にエネルギーをと届けられたらとエモーショナルに歌い上げた。

 LECでは欠かせない出演者となったmoumoonは、LECのステージで歌い続けている小児がんで亡くなった加藤旭さんが残した音とmoumoonがコラボレーションした「にじ」を披露。YUKAの優しい歌声に会場は静かに耳を傾けた。

 BUDDiiSがカラフルで元気いっぱいのステージを届けたあと、ステージに現れたのは東京スカパラダイスオーケストラの面々。谷中敦は「小児がんのことをたくさんの人に知ってもらってこそ、協力を仰げるんだと思います。そのためにも派手に行きますよ。思いっきり明るくいきたいと思います。用意はいいですか、いつもの(東京スカパラダイスオーケストラの)言葉で行きますよ、戦うように楽しんでくれよー!」と客席に語りかけ、「Paradise Has No Border」、そして「カルぺ・ディエム~今日がその日さ」で会場を熱くした。

 きゃりーぱみゅぱみゅは、3人のダンサーに導かれるように、ふわっとしたドレスでステージに登場。イベント前の取材で予告していたように「にんじゃりばんばん」「ファッションモンスター」といった楽曲で盛り上げた。