倖田來未、小児がん支援ライブへの思い「音楽の力で少しでも子どもたちの力になれれば」

　今年の「LIVE EMPOWER CHILDREN」で、倖田はどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

倖田「一人ひとりの歌唱時間があるので、1曲でも多く歌えるようなメドレーを考えていて、子どもたちやご家族の方に少しでも勇気や元気を与えられるパフォーマンスができればいいなと思っています。私の醍醐味であるMCをしていると、持ち時間が過ぎてしまうのであんまりしゃべれないんですけど（笑）」

松本「私は会場でライブを見ていることが多いのですが、いつもアーティストの皆さんのパワーを直に感じて胸が熱くなります。病院で見ている子どもたちはスマホの前で歌ったり踊ったりしていると聞いています。何と言ってもアーティストの皆さんが小児がんを支援してくださっていること、皆さんが小児がんのことを考えて直接エールを送っていただけることが、ものすごく子どもたちやお父さん、お母さんたちの力になっていると感じます」

倖田「そう言っていただけるのはすごくうれしいですね。こういった形で貢献できるのは、アーティストになって良かったなと思えることのひとつなので。お子さんたちがいつか本当に元気になった時に、“くぅちゃんのライブに行ってみたいな” と言ってもらえるような、そんなパフォーマンスができたらいいなと思いながらいつも歌っています。

　私も義理の弟ががんにかかって、もう5年以上が経過して今は完全復活してるんですけど、病を乗り越えるために笑顔でいることはすごく大切だと感じているんです。私はつらい時ほどいっぱい笑うようにしていて、笑顔でいることを心がけてもらえると心が明るくなると思うので、皆さんがたくさん笑顔で過ごしてくれたらと思います。私たちも常にそばで見守っているので、笑顔を絶やさずに頑張ってください」

松本「アーティストの方々から力をもらえるLIVE EMPOWER CHILDRENは本当に素晴らしいライブで、アーティストの皆さんやそれを支える皆さんには本当に感謝しています。今、頑張っている患者さんたちやご家族の方には “一人じゃないんだ” ということ、小児がんは医療者と患者さんだけではなく、それを支えるみんなで治しているんだということを伝えたいです。アーティストの皆さんをはじめ、みんなが応援しているということを知っていただけるとうれしいなと思います」

「LIVE EMPOWER CHILDREN 2024 supported by 第一生命保険」はU-NEXT、YouTube、Z-aNにて2月21日までアーカイブ配信を予定。

（TOKYO HEADLINE・後藤花絵）