総務省と吉本興業が若者に投票の大切さを周知するイベントを開催。井上咲楽「たった1票と思わず行ってほしい」

選挙の魅力について語った井上

 また1票の重さについて「選挙の開票速報が好きなんですが、早いところは8時に出る。でも競っているところは朝方までずっとやっている。そういうところでは少しの差が勝負を分ける。たった1票と思わずにぜひ行ってほしい」などと訴えた。

 有識者として出演した立命館宇治中学校・高等学校教諭の杉浦真理氏は60代の投票率が70%に対し、20代は30%という数字を示し「人口でいっても負けている20代が投票率も低いとなると、1票の価値を考えると20代を1とすると60代は3になる。となると立候補した場合、どちらの世代に訴えかけるか? 票をもらったほうがいいですよね? つまり行かないことによって若い人は損している。身の回りのものは税金で作られている。いいものを作ってほしいという願いがあったら投票に行かないといけない」などと解説。

 また「若者の投票率は下げ止まっている。それよりも大人のほうの下がり方も最近はひどい。そういう意味では日本はやばい。ある市町村議会選挙だったら3~4割くらいしか選挙に行かない。それで選ばれた人が議員になる。これは民主主義の危機」などと若者ばかりではなく、全世代へ警鐘を鳴らす場面もあった。

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