元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が「三笘の1ミリ」を引き合いに選挙に関心が低い若者にアドバイス「政治を自分事に」
イベントに出演した與那城、見取り図の盛山とリリー、岡田氏、井上(前段左から)、CRAZY COCO、松浦、川島、杉浦氏(後段左から)
また岡田氏は「僕が投票することに真剣になったのは子どもができてから。環境問題なんかも含めて子どもたちの時代はどうなるんだろうという危機感があった。これからはAIが発達してきたら、AIが自分より自分のことを理解している時代が来る。相談したことが当たるとなったら人間はAIの言う通りに生きるようになる。こういうことが起こってきたときに“人間ってなんだろう?”という根本的な問題になるという危機感がる。昔、AIが反乱を起こして人間を支配下に置く映画があって、その中で人間が“あなたたちは人間を守るために作られたんじゃないの?”と聞いたらAIは“その通りだ。このまま置いておくと人間は核戦争、環境破壊などいろいろなことで人類は破滅する。だから人類を守るために我々は監視下に置く”と言った。でもそういうAIはまだない。そうすると人が監視をしなければいけない。その監視をするということが投票とか危機感を持って政治に参加していくということ」とも語った。
そして最後に岡田氏は「よく言うんですが、リーダーがいない国がダメなのではなく、リーダーを求める国民がいる国がダメ。しつこいが、自分の国を自分で作っていく、自分の未来を自分で作っていくということ。ぜひ投票に行ってほしい」と会場に駆け付けた若者世代に訴えた。