東京五輪からパリ五輪へ!110mハードル泉谷駿介、パラ走り幅跳び澤田優蘭が抱負
ユニバーサルリレーでは「スタートが得意ではないのだが走らないといけない」と澤田
視覚障害のため常に第1走者となる気持ちを「スタートが得意ではないのだが走らないといけない。失敗した時点でリレーが終わってしまうので、自分の競技よりも緊張する」と明かし、競技のポイントを「男子と女子のスピード感の違いや、障害の違う選手同士という難しさがある。もちろん私が男子の選手と走ることもあるので、内側の選手が男子だと事前に分かっていれば、一気に抜かれていくこともイメージしておく」と解説した。
昨年のパリ世界パラ陸上ではユニバーサルリレーで金メダル、走り幅跳びで銅メダルを獲得。澤田は「走り幅跳びは直前まで悩みながら競技をしていたが、何とか感覚を取り戻してメダルが取れたので自分でもうれしくて涙が出た」といい、今年の神戸世界パラ陸上を「東京パラリンピックは無観客だったので、実際に競技を見て応援していただけるとうれしい」とアピールした。
最後にパリオリンピック・パラリンピックに向けて泉谷は「代表内定を勝ち取ってパリに向けて準備し、試合でいい結果を出してパリにつなげられたら」、澤田は「出場権をしっかり獲得して、選んでいただいたら全力を尽くし金メダルを目指して頑張る」とメッセージを寄せた。