小森隼と陣の全力の感情ぶつけ合いに客席落涙 舞台『芸人交換日記』開幕


 終了後、小森、陣、そして甲本の恋人久美と黄染を演じるアンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)、そして舞台の企画・脚本・演出を担当した鈴木おさむが質疑応答。

 小森と陣は、本公演以前に、朗読劇で『芸人交換日記』を経験済み。

 小森は「稽古場では感じられなかった田中の気持ちに気づくことができました。1月末から3人で力を合わせて稽古をやってきたんですけど、まだまだ気づくことがいっぱいあるなと思って。残りの公演で僕の知らない田中に出会えると思う」と笑顔。

 陣は「以前、この作品を朗読劇で読ませていただいて、すごく胸を打たれるところがあった」としたうえで、「THE RAMPAGEというグループの中で日々起きる人間模様とかもあるし、THE RAMPAGEの世界線がもしかしたらこうなってたかもしれない、こうなるかもしれないといったことも感じながら、甲本という役をやらせていただいています。感情的になる部分もあったりするんですけれども、そういう事ってグループだけではなく、(舞台を)見ている人たちも仕事だったり学校だったりとかで立ち会うことがあると思う。見てくれた人たちのなかに何かこの作品が心に残ったらいいなという思いで全力で演じさせていただきました」と話した。