強豪RAISERZとLUXが揃って今期初のSWEEP勝利「ここからだ!」〈プロダンスリーグ Dリーグ ROUND.9〉
日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE 23-24 」(以下、Dリーグ)レギュラーシーズンのROUND.9が2月25日、江東区の東京ガーデンシアターで行われた。リーグ開幕当時から強豪としてリスペクトを集めてきたFULLCAST RAISERZ(RAISERZ)とSEGA SAMMY LUX(LUX)がシーズン初となるSWEEPで勝利してそれぞれランクを上げた。
ROUND.9は、前シーズンの王者であるKADOKAWA DREAMS(KD)と今シーズン負けなしのCyberAgent Legit(Legit)が他チームから頭ひとつ飛び出る形でトップ争いを繰り広げる状況で迎えた。
RAISERZとLUX、いずれもリーグ開幕時から強豪として君臨してきたチームだが、今シーズンは苦しい戦いが続いている。
RAISERZはトップ2チームを追いかける今最も勢いのあるチームのValuence INFINITIES(INFINITIES)と対戦。パワームーブをはじめさまざまな要素を「アグレッシブ」に取り入れたINIFINITYに対して、感傷的でエモーショナルなしっとりとした「雨のち晴れ」で臨み、オーディエンスと5人のジャッジすべての票を総取りした。
LUXが対戦したのは妖艶な「ヴォーグ」でオーディエンスをくぎ付けにするBenefit one MONOLIZ(MONOLIZ)で、履くと勝手に踊りだすスニーカーをLUXが履いたらどうなるかというユニークなアプローチの作品で、自身の持ち味である足さばきで圧倒するとともに、観客を笑顔にさせて勝利した。
また、毎ラウンド圧倒的な世界観を持つ作品でオーディエンスはもちろん審査員たちも驚かせ続けているLIFULL ALT-RHYTHM(アルトリ)が「カルマ」をテーマにした作品で待望の今シーズン初勝利をもぎ取った。
他の勝利チームは、徐々に調子を上げてランキング4位まで浮上したKOSÉ 8ROCKS、今シーズンからスタートしたDYM MESSENGERSだった。
1日分の「DOZO DOMO(どうぞ・どうも)」 で踊ったCyberAgent Legitと、「ポテト」をテーマに戦ったavex ROYALBRATSは引き分けた。
本ラウンドの様子は、D.LEAGUEの公式YouTubeチャンネルなどでアーカイブ配信している。
ROUND.10は3月10日開催。
以下に、勝利チームのコメント。
写真は©D.LEAGUE 23-24