“龍聖を苦しめた男”チュームーシーフーがライト級王者の久井大夢を破りリベンジとタイトル挑戦をアピール【KNOCK OUT】

チュームーシーフーが判定勝ち(撮影・蔦野裕)

 3R、足を止めての打ち合いで互いの左ストレートがさく裂。チュームーシーフーはミドル、ハイもまじえパンチにつなげる。久井は右ストレートをクリーンヒット。なおも攻撃を続ける久井だが左が空を切る。久井が圧をかけてパンチ、ヒザもクリーンヒットならず。残り10秒、久井が圧をかけてコーナーに詰めると互いに左右のパンチを振り合う。

 判定はダウンを奪ったチュームーシーフー27-30、28-30、27-29の0-3で勝利を収めた。

 試合後のマイクでチュームーシーフーは「前回の試合で負けてしまい、リベンジをしたいと思ってKNOCK OUTのリングに上がりました。対戦相手は強かったです。これからの目標はKNOCK OUTのチャンピオンベルト、タイトルマッチに挑戦したいです。皆さん、ぜひ私の後押しをしてください。前回の試合は初めてだったので緊張していましが、今回はリラックスして戦うことができました。ぜひ自分にタイトルマッチの機会を与えてください。自分は中国、武林風の代表として力を込めて戦います」と龍聖へのリベンジとタイトル挑戦をアピールした。

「KNOCK OUT 2024 vol.1」(2月25日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第9試合)KNOCK OUT-REDスーパーライト級 3分3R・延長1R
●マルコス・リオス(アルゼンチン)(2R2分40秒、TKO)デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)○

◆セミファイナル(第8試合)KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 暫定王座決定戦 3分5R・延長1R
○津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)(判定2-1=48-49、49-48、49-48)MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)●

◆第7試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -59kg契約 3分3R・延長1R
●久井大夢(TEAM TAIMU)(判定0-3=27-30、28-30、27-29)チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)○

◆第6試合 KNOCK OUT-REDスーパーライト級 3分3R・延長1R
●良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)健太(NJKF・E.S.G)○

◆第5試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R・延長1R
●渡部太基(TEAM TEPPEN)(判定0-3=27-30、26-29、26-30)漁鬼(SHINE沖縄)○

◆第4試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーウェルター級 3分3R・延長1R
●中島弘貴(NEXT LEVEL渋谷)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定1-1=28-30、29-28、29-29)小田尋久(キックボクシングジム3K)○

◆第3試合 KNOCK OUT-BLACK -63kg契約 3分3R・延長1R
○大谷翔司(スクランブル渋谷)(1R3分、TKO)キム・ウスン(韓国/仁川MOOVI GYM)●

◆第2試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級 3R・延長1R
○柿﨑 瑠(クロスポイント大泉)(2R2分59秒、KO)タネ♡ヨシキ(直心会)●

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R・延長1R
●羽黒慈夢(クロスポイント大泉)(判定0-2=19-20、19-20、20-20)小森玲哉(ONE`S GOAL)○
※ローブローで羽黒が試合続行不可能となり、2R2分52秒時点での判定に

◆プレリミナリーファイト KNOCK OUT-BLACK バンタム級 3分3R
○川野龍輝(クロスポイント吉祥寺)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)柚子貴(NJKF京都野口GYM)●
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