トーナメント1回戦のカード発表。前王者・和島大海がオランダの“美しい人狼”を迎撃。現王者オウヤンは“ブレーメンの暗殺隊”と対戦【K-1】

菊田氏、トーナメントに出場する中島玲、璃久、宮田充Krushプロデューサー(左から)

 トーナメントは当初は16選手が参戦し、1回戦8試合が行われる予定だったのだが、この日は14選手による7試合の発表にとどまった。決勝トーナメントに進出する残る1枠については「ワイルドカード」とし、主催者推薦による選手が参戦する。

 ワイルドカードについてK-1のカルロス菊田プロデューサーは「トーナメントの質を最大限に高めるためにこのワイルドカードを設定した。誰を選ぶのか、ファンの皆さんの期待に応えられるように最後まで粘り強く交渉を続けていきたい。このトーナメントを面白くしてくれる選手を日本人外国人にこだわらずに選手の選択をしていきたい」などと語った。

 アドバイザーを務めるK-1の創始者である正道会館の石井和義館長がかねてからK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)にラブコールを送っているのだが、カルロス氏は「今後も可能性は排除しない。一寸先はハプニングですので、最高に面白いトーナメントになるように最大限努力していきたい」と交渉を続けていく構え。ワイルドカードで出場する選手の選考基準については「現状、交渉が進行していることもある。ファンの皆さんの期待の声もSNS等にたくさん来ている。そういうことを考えながら、3月20日の結果を踏まえて、ベストの選手を選択していきたい。サプライズの可能性も排除しない」と思わぬ選手の出場の可能性についても口にした。

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