ピケオーに代わって緊急参戦の璃久「みんなが“場違いだな”と思っている。失うものは何もない。決勝で和島さんと」【K-1】
オファーをもらったときの心境については「間違い電話かなと(笑)。さっき知ったんですが、僕はピケオー選手の代わりなんですか? 代わりにならん(笑)。でも、これも運だと思うんですよ。この前、初めてK-1に出させてもらって、アビラル選手という偉大な選手とやらせてもらって、そこで結果を残したんで今回オファーをもらえている。そこは自信を持っていきたい。トーナメントにいろいろな選手がいるが、調べたらみんなベルトを持っている。中島選手もすごい選手。僕だけですよね。びっくりするくらい“誰?”みたいなのは。僕もファン目線で“海人選手とか野杁選手来るんちゃうか?”とずっとドキドキしていた。“これ絶対おもろいな”とか思っていたら間違い電話が来てびっくりした。でもそこは自信を持って、失うものは何もないんで、1回戦を突破して本戦に出られるように頑張りたい。まさか自分が出るとは思っていなかったので、ホンマにラッキー。暴れ回ったろと思って、かき回す感じでいったろうかなと思っているんで」と時折り笑いをまじえながらも1回戦突破への決意を見せた。
優勝者について問われると「和島さんでしょう。違う。間違えた(笑)。俺や」とひとボケ。そして「7月にKrushに出させてもらったときに、ずっと一緒にやってきた和島さんに“いつか超えたい”ということをマイクで言えて、1年も経たないうちにこういう同じ舞台に出させてもらうというのは感慨深いものもある。もう友達とか知り合いとかなしで本気で最後にぶつかることができるように、まずは1回戦頑張ります」と和島大海との決勝での対戦に思いをはせた。
対戦相手のデング・シルバについては「190センチで怖くて、胸にベルトのタトゥーが入っている。手足が長い。こんなのヨーイドンで行くしかないじゃないですか。ホンマに。これ書かんといてくださいよ。僕の作戦がばれちゃうんで(笑)」と最後までリラックスムードだった。