THE RAMPAGE 浦川翔平、“ザ戦ロス”もプロマイクタイサーなどBUZZ量産?〈BUZZらないとイヤー! 第70回〉
ーーさて、登場人物がもれなく愛された印象のザ戦ですが、翔平さんが演じる白銀も例外ではなく。そんな中で、白銀を演じながら一番キツかったことはどんなことですか?
先ほど話した説明セリフですね。RIKUさん演じる玄武がどんな幼少期を過ごしたのか、RIKUさんはボディーランゲージの演技で、俺はセリフでっていう場面。20公演目ぐらいに差し掛かったあたりかな、滑舌がめちゃくちゃ悪くなった時があって。公演が重なって疲労がたまってくると表情筋も疲れてくるんですね。できてないことが気になって気持ちが入ってない時があって、自分はちゃんとザ戦のなかにいられているかなって思う時がありました。そういう辛い公演が続いてる時、ちょうどHIROさんが見に来てくださって、HIROさんが来てるという緊張感なのか何なのか……それだけで良くなって。HIROさんパワーで迷走期間を抜け出て、加速もできたんです。この間、自分のヒーローはHIROさんだって話してましたけど、今回もそうでしたね。
ーーその逆で、楽しさはありましたか? というのも、公演数を重ねるなかで、小野塚勇人さんの雨乞いのシーンの変化だったり、今日のカーテンコールはこうだったって楽しい投稿が毎公演後SNSにあふれてきて。
雨乞いのところ、楽しそうでしたよね(笑)。アドリブを楽しめるのは須和国だけだったから、ちょっとうらやましかったですけど、白銀を演じることは挑戦で楽しかったです。幕が開いてからも、より青年な感じを出したり、玄武殿!玄武殿!って追いかけて行った方が玄武殿の強さが引き立つねって改善を加えていったり。
ーー尊武国、翔平さんが登場する部分は特にですけど、楽しく笑える部分っていうのはほぼなかったですからね。
ストーリーが進んでいる裏では、自分の性格上、スタッフさんに絡んでふざけたりしてたんですよ。そこからRIKUさんと歌いに行ったり、ウルウルしたりで、マジで情緒不安定。その集中力も大変だったかもしれないな。ただ集中力っていえば樹だと思いますよ。気持ちを作って冒頭でバーンと出て、次の出番は50分後! 50分の間があってザ戦の世界に戻ってくるのはしんどかっただろうなと思います。ライブもそうですけど踊ってグーっと熱くなって、休憩で冷めて、またグーって熱くなって踊る。自分とか、このアップダウンが一番しんどいんですよね。
ーー樹さんとは終演後にご飯を食べに行ったりされていましたね。
16人でいると樹と2人で行動ってあまりなかったんですけど、この期間で、めっちゃご飯も行ったし、いろいろ話もしたし。ザ戦で得たことをグループに持ち帰ってどうしていくべきかとか、いま自分たちがやらないといけないことみたいな話を。翌日が夜公演だけの時は普通にお酒入れながら話したりっていう時間がすごく多かったです。16人に戻ったらザ戦前の日常に戻るのかなと思ってたら、意外と番組の合間とかに樹が「翔平、ちょっと行こうよ」って声かけてきたり。偶然ですけど髪を染めた日も場所も同じで、一緒に行ったり。なんでこんなに一緒にやってこれたかって感じが分かりました。