ちゃんよたが高橋奈七永の前に無念の3カウント。「勝とうと思って臨んだ」に「試合前から負けること考える奴がいるか!」【PPPTOKYO】

フィニッシュは高橋の冷蔵庫爆弾(撮影・上岸卓史)

 これにちゃんよたが「確かに正直、圧倒的とお客さんは思ったかもしれないけど、私は勝とうと思って臨みました。絶対に3カウント取ろうと思って臨みました」と返すと高橋は「そんなの当たり前なんだよ。試合前から負けること考える奴がいるか! お前よ、この四角いリング上だけじゃない。お前はもっと分かっているかなと思った。ここで戦っているのは選手だけかもしれない。だけど、この空間全部で戦ってるんだよな。お客さんの声援、声、息遣い、感情、全部を感じて、そのうえでリングに立っているのは当たり前なんだよ。お前が負ける気がなくリングに上がっているのも当たり前」とばっさり。

 そして「今日はちゃんよたプロデュースということで、よくこのカードを組んでくれた、そこには感謝する。今日を始まりにしても、いいぞ。その涙はウソじゃないんだったら悔し涙だよな。ZONESも」とZONESにも呼びかけると「そうだよ」とノーマイクで返すZONES。

 高橋は「その悔し涙が何年か経って振り返ったときに“あの時の涙があったから今がある”といつか思えるようにお前らはこの先しっかり努力して筋肉も心も磨いておけ!」と檄。これを受けて水波も「いいか、私から言うことは一つだ。泣いて泣いて強くなるんだ、選手は。プロレスラーは泣いて強くなる。私も奈七永さんにぼこぼこにやられたさ。顔面にラリアットをぶち込まれたときだってあった。それでも泣いて泣いて、今の水波がいるんだ。またやるぞ!」とこちらも若い2人に檄を飛ばした。