ロスで120年ぶりに五輪復活「ラクロス」の世界最高峰マッチ「SEKAI CROSSE 2024」開催。元日本代表の山田幸代氏「ここをきっかけに世界に飛躍を」
大学生が実行委員会に参加し主体的にイベントを動かしていることについては「17以上の大学から100名超集まり実行委員会を設立し、彼らがリーダーシップを持って大会を作ってくれている」と明かした。この日の会見には学生副代表の薮崎友那、増田漣の両氏、メインスポンサーを務めるレモンガス株式会社の河口良氏も登壇している。
「ダイバーシティ推進部」については「ラクロスというのはもともとがカナダを含む北米のネイティブアメリカンの方から始まったスポーツでダイバーシティを重んじているスポーツ。そのネイティブアメリカンのチームを一つの国として世界大会に出場してもらったりもしている。そういう文化の違いや人種の違いを超えていきながら、ダイバーシティをどういうふうにスポーツを通じて伝えていけるのか。そういうところを私たちの目線で、学生たちと一緒に考えながら大会でどう表現できるかというものを追求して作っていく」などと語った。
また山田氏は「今、世界でラクロスはクラブチームがほとんどだが、そのクラブの最高峰を決めるものが一つもない。なので、PLLと一緒にサッカーでいう、クラブチャンピオンシップ『トヨタカップ』のようなイメージでクラブチャンピオンシップ化していきたいと思っている。毎年参加してくれる国を増やしていきながら国際大会にしていきたいと思っている。2028年の五輪までに10カ国を目指して進めている」とこの「SEKAI CROSSE」のクラブチャンピオンシップ化構想も目標に掲げている。