K-1アドバイザーの石井和義氏が「今年は『立ち技元年』。新しいものがスタートする年」とビッグプランの存在を示唆
来る対抗戦について語る伊藤代表(左)と宮田Krushプロデューサー
カルロス氏は両団体の年間表彰を一緒にやること、伊藤氏はボクシングのJBCにあたる統括する機構の必要性についても言及。
また伊藤氏が「今回の対抗戦はオープンスコアにしたい。どう思います?」と提案すると石井氏は「KOかダウンかで決めて、それ以外は引き分けにすればいい。ダウンを取ったほうが判定勝ち。互いにダウンを取れなければ引き分け。対抗戦特別ルールにすればいい。倒せなかったんだから引き分け。それでいい。引き分けなんだけど“実はあの試合は●●君が押していたよね”とかファンが騒げばいい」などとまさかの提案。大会は10日後とあって、今回の提案がどこまで採用されるかは今後の両団体の話し合いによるところになる。
最後に宮田氏は「これが始まりになるのか、ここで終わりになるのか。どういう結果になるのか全く予想はつかないが、始まりにできたらいい」、伊藤氏は「去年に比べて今年のほうが絶対に盛り上がると思う。ファン待望の王者同士の対戦もある。対抗戦って白黒はっきりつけるもの。ファンはそういうものを見たいと思う。そういうものを作り上げていきたい。結果を踏まえてどうなるかは僕も見えないが、歴史に残るような対抗戦になってほしいし、そうしたいと思っている」とそれぞれ対抗戦に向けての決意を述べた。
またカルロス氏は「立ち技をどう復活させるか。私はグローバル化を進めながら“立ち技をもう1回”と思っている。17日と20日の対抗戦も復活の重要な第一歩だと思っている」などと語った。