Hey! Say! JUMPの髙木雄也と清水くるみで10の情事「どう感じるかを大事にして」舞台『東京輪舞』10日開幕

「フレンドリー」な髙木と、「なんでも言ってくれる」“くるみちゃん”。「くるみちゃんは、あ、そこは嫌!って」ストレートに伝えてくるそう。清水は「そういうことは言わなくていいんですよ。本当に!」

 オーストリアの劇作家、アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィ―ン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞(La Ronde)』を「現在」「東京」に翻案して上演。10の情事の前後をリレー方式で描いていく。髙木は配達員や高級マンションに住む息子など8役、清水はピンクの髪の十代の若い女やフィリピン出身の家事代行など6役を演じる。

 髙木は「元々は5だったんですが、やっていくうちに8になって。経験がないので、どう変えればいいのかわからず、声を変えたらいいのかなとか考えてたんですけども、杉原さんから(役に)入り込んでいけば声とかも役に近づいていくからと結構初期の段階で言っていただいたので、そこはもう心配せず自分が思うように、とりあえずその人で生きてみてやってって今になったって感じ……今が大丈夫なのか分かってないですけど。でも8役って言っても、一役が二役と接することがあるので、8だけどその倍の役があるなっていう感覚でやってます。そこら辺がちょっと大変かな」

 清水も「一つの作品で何役かやったことは経験があるんですけど、一役一役ちゃんと見せるっていうことがあんまりなかったので、切り替えがすごく難しいなと思って。役をやってる時に一瞬違うキャラが出てきて何やってるけとか、自分が出てきちゃったりとか、すごく難しい」としたうえで、「基本的に2人が舞台の上にいるのに、なんで役の数に差があるのか?って思ってる方も多いんじゃないかなと思います。そこも見どころだと思うので、楽しみにしていてほしいと思います」と、話した。