女子初の対抗戦に菅原美優「格闘技をやっている以上“負けてよかった”なんか絶対にない。今回は結果にこだわる」【K-1×RISE】

2月2日に行われた会見で並ぶ2人

 今までそうやって壁を越えてきた印象がありますが。
「はい(笑)。なので、あまり、いい意味で気負わず自分らしく行きたいと思っています。会見では煽られるかなと思ったし、ひどいこともたくさん言われるかと思って心構えはしていたんですが、特にそういうものはなかったので、逆にじわじわきていますね(笑)」

 挑発されたらこっちも一気に火が付いたかも?
「“よし! 行くぞ!”という感じよりかは今は洞窟の奥でこそこそ準備する感じ(笑)。じわじわとしっかり1個ずつ準備しようと思いました。いつも以上に慎重に気を使って、自分を作り上げていけたらなと思っています。どんなとらえ方をしてもらってもいいんですが、集大成的な、今までキックをやってきた時間をすべてかけるくらいの気持ちで挑もうと思っているので。覚悟は決まったのでじわじわやっていきます」

 会見でのフォトセッションで並んだ時に意外と身長差がないなと思いました。宮﨑選手がヒールの高い靴を履いていたからなのですが、そこは気づいていましたか?
「はい。自分はいつもは結構高い靴や底のある靴を履いていったりするんですが、今回はあえてヒールを履いてくるのをやめようと思ったんですよ。やっぱり“でかいな”と思われたら印象がつくと思うので、身長は出さないでおこうと思って、会見にはぺたんこの靴で臨みました。向こうがヒールを履いて、自分はぺたんこでもちょっと自分がでかいくらいでしたね。実際に計量の時に裸足で並んでみて“やっぱでかいな”って思われるくらいでちょうどいいかなって思っているんです。なんだかんだ、本人を目の前にしたときの感覚ってあると思うんですよ。自分は結構そういうのを見ますし。それが大きなポイントになるとかは全くないとは思うんですが、ちょっとしたあれですよね。あとは意外と目を合わせてこないなと思いました」

 今までのフェイストゥフェイスでは?
「目を合わせてくる子が多かったですね。私は誰と目を合わせてもニヤニヤしちゃうんで、いつも通りだったんですけど(笑)。でも小雪ちゃんも最初にフェイストゥフェイスをしたときは笑っていたので意外だなと思いました。結構ポーカーフェイスのイメージがあったので“笑っちゃうんだ”って。で、最後のフォトセッションのフェイストゥフェイスの時は自分はずっと目を見ていたんですが、目を見てこなかったんですよ。なんか、ふーんって思いました。実はそんなに気は強くないのかなとか」