4月大会でK-1の王座決定トーナメント出場への査定試合。スーパー・ライト級の6選手が試合当日に「綱引き抽選」でカード決定【Krush】

K-1側の佐々木大蔵、林健太(左から)

 この日の会見にはタイにいるゴンナパーを除く5選手が登壇した。

 塚本は「誰が相手か分からないが、誰とやるにしても、僕が格闘技を始める前から見ていたレジェンドの選手たちなのでワクワクしている」、寺島は「いい相手、いい試合に呼んでいただいて、うれしく思っている」、稲垣は「大和選手がK-1王座を返上して、やっと動き出したK-1スーパー・ライト級のベルトをつかむ第1歩が4月28日。必ずここは突破したい」、佐々木は「昨年6月から試合をしてない中、試合をしたいなという思いが強くなっている中、オファーをいただき参戦することとなった。一度、K-1のベルトを獲れなかったという悔しい思いがある。獲れなかったからこそ、K-1のベルトへの思いが強まっているので、それを見据えて一歩前進していけるような試合を4月に見せようと思っている」、林は「目をケガして1年1カ月ぶりの試合。5年ぶりくらいですかね。久しぶりに後楽園ホールで戦えるのを楽しみにしている。僕はKrushの3選手よりゴンナパー選手と戦いたい」などとそれぞれ語った。

 この綱引き抽選については「自分は誰が相手でもやることは変わらない」(塚本)、「俺は対戦相手の映像を見るタイプではないので、有利なのかな」(寺島)、「お客さんからしたらワクワクするかもしれないが、選手からしたらたまったもんじゃないという気持ちはあるが、どんな状況でも勝つのが強い選手。自分はその強い選手」(稲垣)、「率直に面白いなと思った。その日のその瞬間にどういう思いになるか、そこも楽しみにしつつ、当日を迎えたい」(佐々木)、「立場的に相手が誰でも負けられない。ゴンナパーと同じ階級になったので、戦えるように負けられない」(林)とそれぞれの考えはあるようだが総じて前向き。