4月大会でK-1の王座決定トーナメント出場への査定試合。スーパー・ライト級の6選手が試合当日に「綱引き抽選」でカード決定【Krush】

Krush側の稲垣柊、寺島輝、塚本拓真(左から)

 結果次第ではK-1の王座決定トーナメント参戦への道が開けることについては「ワクワクする。ずっと高校生の頃にずっと見ていた舞台なので。でもまずここに勝たないとその話も落ちてこない。先を考えすぎないタイプなので、ここをしっかり勝ち切りたい」(塚本)、「そこはもちろん見据えている。世界一を目指して格闘技をやっているんで。佐々木選手にも稲垣柊にも負けているんで、そういう人たちにはリベンジしていかないといけない。世界一を獲っていかないといけない。世界に向けて、この一戦にかけているし、トーナメントも見据えている」(寺島)、「僕がここを勝って世界最強トーナメントに進まないとスーパーライト級は始まらないと思っている」(稲垣)、「K-1のベルトへの思いというのは前回以上にあるので見据えている」(佐々木)と4選手がこの試合の先を見据える一方、林は「世界トーナメントとかはあまり意識していない。立場的にここで負けるようではあかんのかなと思っているので、K-1の前にまずここしか見たらあかんと自分に言い聞かせる」と語った。

 またゴンナパーについては宮田氏が「2022年8月に福岡大会で勝ってからタイに帰国し、現役を続けていくかどうかということで練習をストップしていた時期があった。状況が整ったのか、もう1回やる気になったのか、その辺は改めて聞きたいが、ウィラサクレック会長がタイにジムを作ることになって、1月くらいにタイに行った時に、ゴンナパー選手が訪ねてきて“再起したい”ということだった。ウィラサクレック会長からその話を聞いて、いつ頃がいいだろうと思い“4月にこういう戦いがあるけどどうか”とウィラサクレック会長を通じて打診したらスタンバイしてくれた。暖かいところですし、練習はガンガンやっているという話は聞いている」とその状況を語った。

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