2026年の大河ドラマは『豊臣兄弟!』主演は仲野太賀で「太賀が大河」
話を聞かされたのは昨年の10、11月頃だったという。
「まあ、こういう名前なので幼少期の頃からもそうですし、俳優を始めてからも、太賀がいつか大河ドラマの主役になればいいねとか、いじりにいじり倒されてきて、僕も俳優の端くれである以上、大河ドラマの主役は夢。自分の中で目標にしていたことだったので本当に驚きました」
大河ドラマの主演は、「あまりにも大きく、そして遠い夢だった」としたうえで、「これまでたくさんの仕事をさせていただいてきて、大きな仕事も小さなセリフもないような役だったりも、一個一個の積み重ねでしかなかったんだっていうことが実感としてあります。全部がつながってるんだなって思えたというか、無駄なことは何ひとつなかった。もちろんこれがゴールではないですけど、こんな日を迎えることができたっていうのは…俳優をやっててよかったなと思います」
『風林火山』『天地人』『江~姫たちの戦国~』『八重の桜』、そして『いだてん』と大河ドラマへの出演経験は豊富。『江~姫たちの戦国~』では豊臣秀頼を演じており豊臣家とも“近い関係”でもある。「豊臣家にすごく救われてるというか、とても縁があるなと感謝しております」と、仲野。
「『江』で豊臣秀頼という役を演じさせていただいたんです。その頃は何者でもないというか、ただの10代の俳優だったんですけど、自分のキャリアの中でも、豊臣秀頼を演じた経験はものすごく大きくて。その時の自分には初めてくらいの反響をいただいたりして、一つステップアップできたのかなっていう思いがありました」と振り返る。『豊臣兄弟!』豊臣秀長を演じ、さらにステップアップすることはほぼ確実だ。