Beyond 2020 NEXT FORUMから生まれた「デジタルエンタテインメントコンソーシアム」のキックオフパーティー開催。衆議院議員の鈴木隼人氏、アソビシステムの中川悠介氏らが闊達な意見交換

平将明衆院議員がビデオメッセージ

 最後に「これからのエンターテインメントに期待すること」として鈴木氏は「業界団体のようなものを作り、そういうものを活用して業界全体として海外に出ていくという動きを出してもらえると、政府としてもピンポイントで応援しやすくなるので、そういうことを議論してほしい」、堀氏は「経産省だけではなく、横の連携も広めつつ、事業者の皆さんが気持ちよく海外に展開して、それが国益につながっていくというものを作っていくサポートをしていきたい。そのためには現場の皆さんの生の声が大事。それを常に欲しているのでぜひいろいろ教えていただきたい。そしてオールジャパンの形を作っていきたい」と官の側からの要望を口にした。中川氏は「やれることがたくさんあるのがエンタメの力。産業とかいろいろなものを世界に広めるきっかけはエンタメじゃないかと思っているので、そういう立ち位置を作っていけたらいいんじゃないかと思っている。韓国の例がよく出るが、別に韓国がすごいのではなく、クリエーターがすごいわけだから日本人としても全然勝てるんじゃないかという気持ちを持って常に頑張っていきたいというのがプレイヤーとしてはすごく思うこと。韓国はいいライバルであり、いい勉強する材料だと思っている。日本のエンタメはまだまだ伸びしろがあると思っているので、ここにいるみんなで一緒に頑張っていくのが大切なんだろうなと改めて思った」と締めくくった。

 このトークセッションの最後には自民党のデジタル社会推進本部のweb3プロジェクトチームの座長を務める平将明衆院議員からもビデオメッセージが贈られた。

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