ゾウ2頭倒す最強毒ガエルも!サンシャイン水族館、最後の “毒” シリーズ「もうどく展 極」
ゾウ2頭分の猛毒を持つカエル界最強クラスの毒生物「モウドクフキヤガエル」
特別展を担当した三田優治さんは「今回は “最終章” と題していて、もうどく展の名を冠する特別展はこれで最後。そもそも毒とは何だろうという、本質に踏み込んでいくような展示になっている。もうひとつのテーマは “毒を利用する生き物” で、毒と薬は紙一重ということも紹介したい」と説明。
展示を進んでいくと、海洋生物界最強の毒のマイトトキシンを持つ「サザナミハギ」、1匹でゾウ2頭の致死量に相当する毒を持つ「モウドクフキヤガエル」、肝臓や筋肉に強力な毒を持ち死亡例もある「アオブダイ」など、いかにも恐ろしい毒生物がいっぱい。映画『ファインディング・ドリー』主人公のモデルになった「ナンヨウハギ」や、滋養強壮食として知られる「ニホンウナギ」など、一見毒があるとは思えない生き物も展示されている。