朝倉未来vs平本蓮がついに実現。ともに「負けたら引退」を宣言【超RIZIN.3】

平本を「楽な相手」と評した朝倉

 これに平本も「いや、俺もこいつに負けたら引退します。絶対に負けるわけないんで。朝倉未来なんかに負けたら引退します。ここで約束します」とこちらも負けじと「負けたら引退」宣言。

 朝倉が「ということなんで平本の引退試合を見に来てください」と言えば、平本も「朝倉未来の引退試合を楽しみに皆さん来てください」と返すなど、ともに引退をかけた一戦となった。

 朝倉が「過去最高の仕上がりにして。負けるわけがない。俺はフェザー級のトップのほうなんで」「3勝3敗の坊やを痛めつけます」と言うたびに平本は「YA-MAN以上の失神をさせますよ」「3勝3敗の坊やとの試合がビッグマッチになってしまう朝倉未来なんで、皆さんそこは触れないでください」とたびたび割って入る。

 昨年11月にYM-MANに失神KO負けを喫して以来の再起戦となる朝倉はコンディションついて「相手がどうとかいうよりも、引退をかけた試合なので。長い格闘技人生の最後が平本では終われないんで、本気で仕上げてくる」などと語った。

 その後も丁々発止のやり取りが続き、その中で平本が「負けたほうがベルトを巻くタイトルマッチ」を提案。また朝倉は昨年4月には平本との対戦に「メリットがない」と言っていたのだが、今回対戦を受けた理由について「直近の試合で負けたりとかあって…」と口にしたところで平本が「簡単に言えば、YA-MANにぶっ飛ばされたから決まりました。いちいち聞かなくても分かるじゃないですか」と割り込み。朝倉はここでも「楽な相手だから。俺が狙っているのは大晦日にトップに絡んでいる奴とやって復活すること。準備運動みたいなもの」とここでも勝利への絶対的な自信を見せた。