“全裸監督” 村西とおる、AV新法に主張「私はAVというものを自分たちの手で勝ち取ってきた」
「AVは神様から与えられた既得権じゃなく、私たちが懲役覚悟で獲得した権利」と村西
その理由を「1985年からヨーロッパに勉強に行って、デンマークのコペンハーゲンで現地の人を募集してAVを撮影した。イングリット・バーグマンそっくりの美人に前張りをして撮影したら笑って仕事にならない。なぜ笑うのかと言うと、地球の反対側から来た日本人が嘘のセックスを喜んで撮影しているのがおかしいから。外国人から見れば腹を抱えて笑うようなことを、俺たちは平気でやっていたのかと屈辱的だった」と悔しがった。
「それから日本に帰ってリアルなセックスを追求していったら、私の人気が沸騰しちゃって、密告していた人間がみんなリアルなセックスシーンを撮り始めて今日のAV業界がある。私はここにくるまでに7回捕まって、アメリカで捕まった時は懲役370年を求刑されたんだ。それにめげなかったから、私たちが日本人としてリアルなセックスシーンを獲得できる時代がきたの。これは神様から与えられた既得権じゃなく、私たちが懲役覚悟で獲得した権利なんです」
ゲスト出演した俳優の範田紗々は「女優さんや男優さんもAVがなくなると困ると思うけど、私もお金がなくなったら50でも60でも戻ろうと思っている。その時に “やっぱりAV現場っていいな” と思うような業界になっていてほしい」。