“全裸監督” 村西とおる、AV新法に主張「私はAVというものを自分たちの手で勝ち取ってきた」

「AV新法が変わるならずっと続けていきたい」と涙ながらに訴えた佐々木咲和

 セクシー女優の綾瀬麻衣子は「私はいろんなメーカーさんから月に何本出演してもいいという契約をしているが、去年5月から仕事をしていない。もう一回、たくさん作品に出たいなという気持ちがあり、もうひと花咲かせて引退していこうと思っている。AV新法が改正されて働きやすい業界になるようにどうか力を貸してください」とコメント。

 同じくセクシー女優の佐々木咲和は「昨年末に “あと3年半で引退します” と宣言したが、本当は辞めたくない。仕事がなくなって私の限界はここなんだなと思い、最後はひと花咲かせたいなと事務所を変わって、少しでも作品に出たいと思ってそう言った。自ら望んで入った大好きな世界で、AV新法が変わるならずっと続けていきたい。そういう子がいると分かってほしい」と大粒の涙を流した。

 イベント後に取材に応じた村西は「AV女優さんたちが個々に立ち上がって、自分たちで声を上げるということはとても重要。ようやく日本にも女尊男卑の時代が到達したかとご理解いただけるんじゃないかと思う。とにかく生の声を聞いて、AV女優がどれほどAV新法によって傷つけられているか、活動を阻害されているかということをご理解いただきたい。

 彼女たちは職業選択の自由を奪われ、この業界から立ち去らざるを得ないという状況まで追い込まれているんです。はっきり言ってこのままでは日本からAVがなくなってしまいますよ。私はAVというものを自分たちの手で勝ち取って今日まできたという自負がある。今回は何としてもそれを死守するために闘っていきたい」と語気を強めた。