金子晃大が2度のダウンを奪って鈴木真彦への報復完遂。ダウンを奪った3連打は「1発目はファンの分、2発目は周りの分、3発目は僕の怒りの分」【RISE】
鈴木の右ストレート(撮影・三田春樹)
3R、鈴木が前に出てパンチを連打。金子も応じ、その中で右フックで鈴木がダウン。立ち上がった鈴木に襲い掛かる金子。鈴木はしのいで、パンチを打ち返す。鈴木は左フック、右ストレート。金子の手数がやや落ちる。なおも手数を出す鈴木だが、終了間際に金子が左フックをヒット。
勝利を確信した金子は判定の結果を待つ間から笑顔。結果は25-30、26-30、25-30で金子の勝利がコールされた。
金子は試合後のマイクで「まず、この場を借りて、僕を信じてくれたファンのみんな、サポートしてくれたトレーナーたち、そして僕の仲間たち。本当にありがとうございました。2年前に鈴木選手に敗れて、そこから自分の弱いところを見つめ直して、自分を信じて周りを信じて、ぶれないでやってきたからかなと思っています。K-1が弱いと思われたのは僕の責任なんで。僕はずっと苦しんで、この瞬間まで前に進めなかったんですけど、これでやっとまた前に進んで、ずっと信じてくれた仲間を大事にすることを忘れないでやっていこうと思います」と周囲への感謝の言葉と今後の抱負を口にした。