メインイベントの志朗vs田丸辰はバッティングでノーコンテスト。ともに早期の再戦を希望【RISE】
志朗の右ストレート(撮影・三田春樹)
田丸については「本当に1Rだけなんで。お互いにフェイントの掛け合いとか駆け引きとかができて。アグレッシブさはなかったと思うが、2人だけでフェイントの掛け合いで対話じゃないですが、そういうことはできていた。ハイレベルな攻防はできそうな予感があったし、自分の攻撃がはまりそうだったし、相手が狙っていることも分かったので、面白い試合になりそうな気がしていたが、こういう結果になって自分自身、不完全燃焼。申し訳ないという感じがすごくある」と語り、再戦については「ケガが治ったら、ダイレクトリマッチでいいんじゃないかと思っている」と前向きな姿勢を見せた。
一方、田丸は「本当に相手の志朗選手もそうですし、関係者の皆さん、お客さんだったり、皆さんに申し訳ないという気持ちでいっぱいです。バッティングで当たったときは反射的に“ごめんなさい”と言ったんですが、その時はがっつり当たった感じはしなかったが、よくよく考えたら、ちょっと“ぱきっ”という音が聞こえた気もするし、ラウンドが始まる時に鼻血が出ていたので、もしかしたらというのはありました」と試合を振り返った。