卜部功也が約2年8カ月ぶりの復帰戦で鈴木勇人に逆転負け「まだ答えは出さないです」【K-1】

鈴木はパンチで反撃(撮影・三田春樹)

 2R、一気に前に出る鈴木。卜部は右ミドルも鈴木は前に出て左右のパンチと左ミドル。卜部は前蹴りで止めに行く。そして左カーフ。卜部の右フックにぐらつく鈴木。卜部は前蹴りでボディーを連打。しかし鈴木は体を預け、コーナーに押し込むがブレイク。卜部は左ボディーを連打。鈴木は足を完全に効かされながらもパンチを出す。卜部は左カーフ。鈴木は足が揃いながらもパンチを連打。卜部は左カーフを蹴り続ける。

 3R、鈴木が一気に出て、左ヒザのフェイントからの左フックでダウンを奪う。ここは冷静にゆっくりと立つ卜部。卜部はヒザ、左ストレート、ボディーへの前蹴り。鈴木のパンチにカーフの卜部。そしてボディーに前蹴り、ボディーブロー。鈴木はそれでも倒れない。鈴木もヒザをボディーに。卜部はボディーと左カーフ。そして左ストレート。終盤の打ち合いで卜部の左ストレートが顔面をとらえるが、鈴木は倒れない。

 判定は25-28、26-28、26-28で鈴木が逆転勝ちを収めた。試合後、2人は正座し、互いの健闘を称え合った。