リュウ・ツァーがカリミアンから“4度”のダウンを奪いKO勝ち。試合後、サッタリがリングに上がり挑戦アピール【K-1】

ブレイク後のパンチでダメージのカリミアン(撮影・三田春樹)

 2R、圧をかけて右カーフ、右ミドルのツァー。カリミアンは飛びヒザ。ツァーはボディーストレート。これにカリミアンが手をついてしまいダウンの判定。ツァーは右カーフ。カリミアンのバックブローは空振り。ツァーは左ボディー。詰めてカウンターの右ストレート。カリミアンがまたもバックハンドブローを空振りし、背中を向けたところにツァーの左フックがさく裂。これでカリミアンがダウン。しかしレフェリーがブレイクをかけた後の攻撃と判断され、このダウンは取り消しに。ツァーにイエローカードが出されたうえで、カリミアンに回復のための5分間のインターバルが与えられた。再開後、ツァーは圧をかけて左フック、右ハイ。ツァーは右カーフ、飛び込んで左フック。カリミアンはバックハンドブローも当たらない。

 3R、ツァーは左インロー。ツァーのミドルにワンツーを合わせに行くカリミアン。ツァーは左ボディーストレート。そして右カーフ。ツァーは左ミドル。カリミアンの意識を下に持っていくツァー。カリミアンが前蹴りから左ジャブを出したところに合わせて踏み込んだツァーがカウンターで右フックを打ち抜くとカリミアンがダウン。カリミアンはあおむけに倒れたまま動けず、ツァーのKO勝ちとなった。