小学生が東京都庁で「持続可能な未来」を議題にバイリンガル会議! MIYAVIも子どもたちとステージで熱唱
撮影・上岸卓史
第二部は、AからLまで12のグループに分かれてワークショップ。ほとんどが初めて会った者同士、しかも参加者の割合は日本の子どもと日本で暮らす外国籍の子どもがほぼ半々ということで、まずはコミュニケーションツール「心臓ピクニック」や「わたしたちのウェルビーイングカード」を使いながら日本語と英語で自己紹介。グループAからFは「気候変動」、GからLは「平和」をテーマに「持続可能な世界にするためにどうしたらいいか、自分たちはどんなアクションを起こすか」議論を開始した。
「平和を実現するためにはどんな考えが必要か」「温室効果ガス削減のためのアクションをどうやって多くの人に広めるか」といった難しい議論から「どうすれば、より分かりやすくプレゼンできるか」といった複雑な話し合いまで、大人のサポートスタッフだけでなく子どもたち自身が通訳し合ったり、翻訳ツール「USENおもてなしキャスト」やスマホを使い、日本語、英語を取り混ぜて、メンバー全員が積極的に意見を交わし合う姿に観客席で見守る家族たちも感嘆の面持ち。
白熱の議論を経てグループごとに意見をまとめると今度はプレゼンテーションのためのシートを作成。日本語と英語両方で記入したり、目を引くイラストを描いたり分かりやすく図解したりと、グループごとに工夫を凝らしたシートが続々と完成。中には発表前にプレゼンのリハーサルをする用意周到なグループも。