アキラが「日本人のライト級で国内最強は僕だと証明したい」。3月31日に雑賀“ヤン坊”達也を相手に初防衛戦【PANCRASE】
12月、タイトル挑戦者決定戦となったヤン坊選手vs粕谷選手の試合はどのように見ていましたか? ヤン坊選手攻略にあたって、得るものはありましたか。
「“組みの強い粕谷選手を相手に簡単に寝なくなったな……”とは本当に思いました。ヤン坊選手が、苦手なことを克服してきた試合でしたね。粕谷選手と僕は大まかなタイプが似ながらも違うところもあるというなかで、あの試合は参考にはなりました。でもあれと同じ結果になるとは全然思っていないので。僕がチャンピオンの強さを見せてやろうと思います。理想? 理想は何もさせずに圧勝ですけど(笑)。久米戦の死闘のようなといいますか、お互いの力を出し切った試合をできればいいと思っています」
今こうして初防衛戦を目前に控えた心境としては?
「この年齢にしてやっとタイトルを獲れたことは本当にでかいので、見合う選手にしっかりならないと、という気持ちがあります」
繰り返しになりますが、今回王者としてどのような試合を見せたいですか?
「ヤン坊選手は本当に強い選手で、お互い国内トップファイターだと思っているので、日本人のライト級で国内最強は僕だと証明したいと思っています。そして海外の強い選手もしっかり倒していきたいと思っています」
今大会の模様はU-NEXTで大会当日の13時から配信( https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000004883 )。なお、アキラの前戦である久米鷹介戦( https://video.unext.jp/episode/SID0086586/ED00446166 )と雑賀の前戦である粕谷優介戦( https://video.unext.jp/episode/SID0098202/ED00498793 )も配信されている。
アキラ
2013年よりPANCRASEに参戦し、5連勝を飾る。その後、北岡悟、長岡弘樹、徳留一樹、郷野聡寛らベテラン勢との激闘を繰り広げ、2018年にはBellatorで活躍していたヒカルド・チルロニにフルマークで判定勝ちを収める。フェザー級転向初戦となった2020年7月に王者のISAOに挑むも判定負けを喫した。同年10月には元フェザー級王者の田村一聖に2R開始早々にKO勝ちを収め、連敗を脱出すると、2021年5月には、元修斗世界ライト級王者の松本光史に3RでTKO勝利を挙げ復活を果たした。同年10月のRIZINデビュー戦で阿部大治をノースサウスチョークでタップアウト。2022年9月、PANCRASEで暫定王座決定戦を2度目の対戦となる松本光史と争い、3Rに飛び込みながらのスーパーマンパンチをヒットさせTKO勝利を飾るとともに暫定王者に就くと、2023年4月の王座統一戦で正規王者の久米鷹介と5R戦い抜き判定勝ちを収め正規王者に輝いた。その後、2023年7月の「超RIZIN.2」でトフィック・ムサエフと対戦するも2Rにムサエフのパンチを被弾しKO負けを喫した。