25kg減量の谷川聖哉「命を懸けて減量してきた成果を発揮する」、神保克哉は「格闘技の聖地でベルトを巻くのは俺の理想。絶対に獲りたい」【Krush】
気合満点の神保
K-1グループのミドル級のトップ戦線で長く戦ってきた神保は「1発で計量をクリアした谷川と俺の決勝でいいんじゃないかと思っている。明日は勝負しに行く。絶対に勝ちに行く。自分は毎回、いい試合順に置いてもらっている。試合順の意味も含めて“またこの選手を見たいな”と思わせる試合をしたいが、それはYOHAN次第だと思っている。自分は何回もタイトルに挑戦してきて、何回も失敗している。後楽園という格闘技の聖地でベルトを巻くのは俺の理想なので、絶対に獲りたい」と王座獲得への並々ならぬ決意を見せた。
今回のトーナメントについては谷川のコンディションにも注目が集まるのだが、谷川は減量について「“めっちゃ厳しかった”と言いたいが、別にそんなに。僕はめっちゃ食べるんですよ。空手のときは何でも食べて、とりあえず体をでかくするという考え方だったんですが、それを変えて、いろいろな人に減量法を教わってやってきたので無理なく落としてきた。“やせない”と言っている人の気持ちも分かるので、しんどいと思うが、全然、本当に苦もなく落とせている感じ。(スーツも)間に合わなくて前のやつ。ベルトも合わなくて。拳が3つ入るくらいウエストが落ちた。でも採寸した時も胸回りとか肩回りのサイズはあまり変わってなくて、ウエストだけうまい具合に落ちたという感じ」と明かした。