令和の卒業ソング「僕らまた」のSGがワンマン 等身大の人生を表現したライブにファン歓喜!

 

 しばらくするとSGがステージに再登場。「撮影OK」の表示がモニターに映されると客席は歓喜した。そして、「呼んでいいですか?」とファンに確認し、再びDJ GINTAが現れ、「Way Back Home」をパフォーマンス。DJ GINTAは「SGさんのファンの方たちはめちゃくちゃ優しく接してくれてうれしいです」と笑顔を見せた。ピアノの演奏をバックに、「雪の華」と「I LOVE YOU」を韓国語でカバー。SGの美声と日本のバラードの名曲の相性が非常に素晴らしく、客席は拍手喝采。するとSGは「好きな歌を歌って拍手をもらえるって本当に幸せです」とうれしそうだった。

 最後は「自分の歌をもう1回歌おうかなと思っていて」と言い、当初は1曲しか歌う予定でなかったものの、ファンの要望に応え、「Friends」と「Cheese」を披露。「こんなアーテイスト俺しかいないだろ(笑)!」と自分でツッコみ、最後は天に向かってピースサインを決めた。

 ファンクラブ限定のステージでは、Bruno Marsの「Versace on the Floora」を、ピアノの演奏に合わせてカバー。父親の還暦パーティーの時に動画で送ったというQUEENの「I Was Born To Love You」を披露する際には、「『俺はあんた(父親)のために生まれてきたよ』って(父親に)言ったけど、今日はGENIE(ファンの総称)のために歌うよ」と甘い言葉を送り、会場を沸かした。ラストは「死んでもいいや」で全ての力を出し切り、公演は終了。ファンとの再会を約束し、幕を下ろした。

(取材と文・近藤加奈子)