「第2回高校生ecoアイデアコンテスト」で香川県立多度津高等学校の「森林木材の活用」がグランプリ受賞。県産材の積極的な利用や消費の啓発に取り組む

香川県立多度津高等学校のプレゼンの様子(撮影・蔦野裕)

 その後の補足説明では「ワークショップを実施することで地域の人県産材に触れることが増えている」と活動の広がりを実感していることを明かし、デッキを使用した祭りの様子を紹介する中で「地域の皆さんが楽しんで使用できる場所をもっと増やしていきたい。このように地元の皆さんに楽しみながら木に触れていただき、興味を持っていただくところから始めている。これからもこのような活動を続けていく」と力強く語った。

 これには木幡氏が「動画が素晴らしかった。唯一ロケの動画でプレゼンテーションされている。その地域の良さが動画だとしっかり伝わる。動画のレベルが高い。その結果として伝わってくるものも大きい。実際に自分たちも作っているというところがすごい」と絶賛した。

 準グランプリは千葉県の晃華学園高等学校の「珊瑚礁の再生」、審査員特別賞が青森県立名久井農業高等学校の「バーミキュライトによる水質浄化と農業利用」に送られた。