上野で標本200体が大行進!哺乳類の「分類」に迫る国立科学博物館「大哺乳類展3」

姿形は似ているけれど起源の異なるグループに分類されるキンモグラとモグラ

 会場中央の大ステージには、国立科学博物館が誇る陸と海の哺乳類あわせて約200点の標本が大行進! 普段は公開されていない標本を含め、関係性の近いグループごとに並んで行進している。また、国内で唯一のキタゾウアザラシの剥製標本をはじめ、アジアゾウの全身交連骨格、クロサイの赤ちゃん、プーズー、キボシイワハイラックスの剥製標本など約30点の標本を初公開。シロナガスクジラの心臓の実物大レプリカや、ミナミゾウアザラシの剥製標本などもあり、哺乳類のスケールの大きさも体感できる。