東京女子プロレスが新時代に突入。渡辺未詩が山下実優を破り、プリプリ王座を涙の初戴冠【TJPW】

山下の強烈なキック

 山下はエプロンでアティテュード・アジャストメントを決める厳しい攻め。エルボーの打ち合いから、渡辺は山下の腰を抱えてリバースのジャイアントスイング、そして正調のジャイアントスイングでぶん回した。さらに雪崩式ティアドロップを見舞い、山下にダメージを与える。立ち上がった山下は投げ捨てジャーマン、リターンクラッシュ、さらにSkull Kickを狙うも、かわした渡辺はティアドロップ。渡辺はダブルハンマー連打も、山下はハイキック、ジャーマンもカウントは2。渡辺はパワースラムで反撃も、山下のSkull Kickがクリーンヒット。勝負あったかに思えたが、渡辺はカウント2で返す。渡辺はダブルハンマー、レーザービームからティアドロップを繰り出して3カウントを奪った。
 
 渡辺は「山下さんに勝って、このベルトを獲りました。東京女子プロレスが大好きになって、この空間が本当に幸せです。東京女子プロレス11年目の突入です。これからもっと東京女子のみんなで、ここに来てくれるみんなで、いろんな夢、広い広い夢を見たいし、叶えていきたいです」と歓喜のマイク。