原田曜平氏がGW旅行のトレンドを「等身大風自己ブランディング」と予測。「旅行にも“映え”は大きな要素」
ホテル側は早めの予約と連泊を推奨
「憧れのひとときを、アラカルトラグジュアリーでかなえる旅」というテーマでは、まず高木氏が「節約術を駆使して、費用を抑えながらも自分自身が最高な人生となるために自分にとってのアラカルトな贅沢を少し取り入れながら旅を楽しむというもの」と説明。
これを受けて原田氏はZ世代のメリハリをつけた消費行動を紹介した上で「推し活」をキーワードに解説。「イメージとしては昔のオタ活と違って、ライトオタクが増えているというイメージを推し活ととらえていただければ。全員とは言わないが、多くの人がライトな推しを持って、昔のように全人生、全時間、全お金をそこに使うのではなくて、他より比重を高く時間を割いて、お金を使うというのが推し活の正体だと思う。逆にいうとパイが広がっている。推し活も映えと同様に旅行の一つの目的になっている」などと語った。
岡田氏はアラカルトラグジュアリーを楽しむ秘訣として、日本人観光客の予約の遅さと、それに比べての海外からの観光客の予約の速さを指摘したうえで「早い時期に予約していただくと部屋タイプも選べるし、プランも選べる。直近での予約は部屋タイプも選べない。直近で今後、料金を安くすることはない。今後。上がっていく傾向がある。それは海外の客が日本を注目しているから。そういった部分で日本のご予約する方が、GWなどで来た時に満足されないというのが危機感。やはり早い段階での予約をお勧めするのと、あとは連泊。日本人は1.3日、海外の人は2.5日。混雑する時に、ホテルで1泊で満足できるか?できないと思う。なかなか1泊で満足できるような旅行は今のご時世できない。特に繁忙期。やはりもう1泊することで価値観は上がるし、満足度も上がる。そういう中で、若い人は時間の使い方がうまいと思う傾向はある。非日常を満足するには早めのブッキングとかつ連泊。帰った時に楽しかったなと思っていただけるようなプランを立てていただければ」と早めの予約と連泊を提案した。