THE RAMPAGE 最新ツアー開幕 アップデートされたランペのエンタメはジェットコースターで「ぐるぐる周る」
ライブ前の取材時の質疑応答
ーーいよいよツアー初日。今の気持ちは?
陣:ツアーの初日を迎える時は、どこにもない緊張というか、この瞬間にしか得られない気持ちみたいなのがあって。ドキドキとかワクワクとかそういうものじゃなくて、これから自分たちも見たことない景色が広がる、その寸前の時間です。(ステージでは)できるだけ落ち着いてファンの人たちの表情を見られるぐらいの余裕を持ちながら、広がってる景色を楽しみたいというか噛み締めたいです。
川村壱馬:気持ちとしてはすごい研ぎ澄まされてる感じです。リハ―サルとかは、ファンの人の気持ち、見ている人の気持ちをイメージしながらやってて、めっちゃなんか泣きそうになったりとかしてて。昨日までは、これヤバいんじゃねみたいな、めっちゃエモい、そういう感じで思ってたんですけど、初日になってみるとすごい集中モード。このまま行くぞって感じです。
藤原樹:いつも以上に緊張感があるツアー。久しぶりのエンドステージ(空間の一方にステージがあり、客席と向き合う状態のステージ)で、今まで以上にお客さんのこの反応が読めない。セットリストもすごい攻めてるので、THE RAMPAGE の新しい形をお見せできるように頑張りたいなと思ってます。
ーー結成から10年。振り返って改めて思う事は?
陣:先日も配信があってファンの方とコミュニケーションできる機会があったのですが、小3でファンになった子が今社会人 1 年目です、と。そういう声を聞いた時に、ファンの人たちの人生とともにじゃないですけど、時代を一緒に歩んでるって実感した瞬間がありました。一瞬でもそういう人たちの思い出に刻まれていってるんやって思うと、自分たちもこのツアー楽しかったねって思い出ではなくて、アーティストという立場なので、このツアーの年に結婚されたり出産されたり、親元を離れたりとか、そういう人の思い出に寄り添ってていける、そういった人たちにいい思い出、色濃い思い出を残せるようなライブとか音楽を伝えていきたいなと感じてます。
川村壱馬:結成の日、陣さんが二十歳になりました。それから10年、陣さんは30歳。驚きですけど実感としてはあっという間。感覚として、まだまだ10年っていう感じなんです。今までいろんな方の10周年20周年を見てきてすごい長い間頑張られてるんだなという印象でしたけど、僕らは成し遂げたことの数も全然少ない。まだまだいけるなっていう感じで燃えてます。
藤原樹:振り返ってみると、結成して武者修行やって活動休止になって、デビューして……すごいいろんな経験があって当時は本当に心折れそうな時もあったんですけど、すべて経験が今に生きてるなと感じます。まだまだ10年ですけど、10年16人でやって来れてるのもすごい奇跡。ここまでこれたからには、20年30年を目指していけると思うので、メンバー一同燃えてます。
ーーベストアルバムを携えてのツアー。どんな気持ちで臨んでいく?
陣:30の節目を迎えるので、10代20代で培ったものを30代でさらにアップデート、もっともっと覚醒させていくというか、一気に上げていきたいという気持ち。この先の10年は加速。個人的にはそれぐらいの気合で過去の自分がびっくりするようなパフォーマンスをしていきたい。
川村壱馬:ドームツアーも意識しながらも、今来てくれる人たちにも楽しんでもらって広がっていけるかというところ。まず、このツアーでみんなをとにかく楽しませたい。僕らもやれることを全力で準備してきました。これで無理やったら無理やろっていう言い訳がきかない状態というか、それぐらいまで準備してきました。そういう気持ちです。
藤原樹:THE RAMPAGEも10年を迎えて、すごく大事なツアー。ドームツアーだったり、その先の夢に向かって夢に続くようなステージにしないといけないと思います。個人としても16人それぞれがTHE RAMPAGEというグループを意識して、そこに向かっていけば必ず大成功するツアーだと思っています。しっかりTHE RAMPAGEのことを考え、THE RAMPAGEのファンの皆さんを増やして、THE RAMPAGEを広げていくという意識を持ってしっかりやりたいなと思います。
ーーTHE RAMPAGEの目標は?
川村壱馬:僕らがずっと思い続けているのは、世界ももちろんそうなんですけど、第一は日本のファンの皆さんに盛り上がってもらえるようなドームツアー。ドーム公演はもうやらせてもらったりとかしてるんですけど、ドームツアーは回れてない。日本中を元気にできるというかエネルギー交換できるように、アリーナツアーもそうなんですけど、ドームツアーは僕たちの夢。第一に成し遂げたいことではあります。